読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

やったこと

webサービスを作るときに考えたことを垂れ流します

タブロイド思考に陥りがちな人

日常

タブロイド思考という言葉があるらしい。

タブロイド思考とは「複雑なものごとを皮相的に単純化・類型化して把握しようとする態度」のこと。

タブロイド誌に書いてあるようなあやしい情報をそのまま鵜呑みにしちゃうような人から来た言葉なんだって。

最近ネット上でこういう思考パターンの人が増えてきてる気がするんだよね。特になにかをバッシングするときなんかにこの態度が現れることが多い気がする。

自分もついついこういった浅慮な考えにはまってしまいそうなので、自戒の意味も込めてどういう人間がタブロイド思考に陥りがちなのか考えてみた。


■自分に自信が無い人
自分に自信がない人がタブロイド思考に陥りそうだ。

特に、社会的な表の顔では自信満々な態度を見せていて、内心では自分の価値に不安を抱いているような、むっつり低自尊心者タイプが危ない気がする。

こういう人は、自分がまとっている仮想的な自信が氷解して丸裸になってしまうのが恐くて、自分のプライドに関係するような事柄について深く洞察するのを避ける傾向があると思う。

「学歴」「能力」「容姿」といった、自分のプライドにまつわる危ういトピックを扱うときに、自己防衛的な逃げの姿勢が出てしまって、物事を直視せずに自分の都合のよいステレオタイプに当てはめて考える態度を発動させてしまうことがありそうだ。


■ネット論争にはまりすぎてる人
ネット論争にはまりすぎてる人も危ない。

閉鎖的なネット空間では、議論がタコツボ化して極論のような意見がまかり通ることが知られている。

こういう環境では非常に強い内集団バイアスが働いて、自分たちと相対する外集団の意見を激しく叩くことがよく起きる。

自分の気に食わない主張をレッテル張りによって「取るに足らないもの」と一蹴することは、論争のときの攻撃手段としてよく使われるものだ。

あまりネットに入り浸っていると、こういった態度が個人の中に内面化されてしまい、思考パターンの一種として習慣付けられてしまうかもしれない。


■精神的に参ってる人
疲労がたまっていたり、メンタルが病んでる人も危ない。

ヒトのステレオタイプな認知バイアスは、精神的な負荷が高まっているときや、プライドが傷ついているときに強化される傾向があるらしい。

認知的な色メガネをかけることによって、複雑な思考をショートカットして省エネしたり、情報をフィルタリングして弱っている心を防衛しようとする機構が働くのだろう。

特に、自己愛性のパーソナリティを持つ人や境界性のパーソナリティを持つ人は、具合が悪くなったときに、判断基準が0と1しかない二分法的思考や、物事を杓子定規で捉えるステレオタイプ思考に陥りがちだというのを読んだことがある。


タブロイド思考に陥らないためには
以上を踏まえると、タブロイド思考に陥らないためには、以下のようなことに気をつけましょうってことになりそうだ。

・自分に自信を持つこと
仕事に打ち込んだり良好な人間関係を築いたりして、健全な自尊感情を育むこと。自分にネガティブな情報でも内省的に受け止められる心の余裕を持つこと。

・ネットにのめりこみすぎないこと
悪い感情がうずまくネット上の議論からは距離を置くようにして、リアルでの生活の充実させること。お互いの意見を尊重しあう公正な議論を習慣付けること。

・心の健康に気を配ること
メンタルがヘラってくると正常な判断ができなくなるので、過労気味であったら仕事の負荷を減らしたり、ストレスフルな環境から身を引いたりして、心を健康に保つこと。


これは何だか一言でいうと、「人生うまく回ってる心身ともに健康的なリア充になりましょう」っていう風に聞こえるな・・。なかなか実践するのは難しそうだ・・・。