やったこと

webサービスを作るときに考えたことを垂れ流します

【PHP】idiormでSQlite3のDBをVACUUMする方法!

簡単にDBを操作できるPHPライブラリ「idiorm」で、SQLite3のDBをバキュームする方法です。

以下のようなPHPコード実行すると、DBをバキュームすることができます。

  //idiorm読み込み!
  require_once dirname(__FILE__).'/lib/idiorm/idiorm.php';

  //DBファイル読み込み!
  $db_path = dirname(__FILE__).'/db/hogege.db'; 
  ORM::configure('sqlite:'.$db_path); 

  //vacuum実行!
  ORM::raw_execute('vacuum'); 

以上!

Phirehoseを使ってTwitter Streaming APIでツイートを取得してみた!

「Phirehose」というPHPライブラリを使って「Twitter Streaming API」のリアルタイムのツイートを取得してみました。

以下その手順です。


■「Phirehose」をインストール!

以下のGithubの「Phirehose」のページからファイルをダウンロードして、zipを解凍してください。
https://github.com/fennb/phirehose

解凍すると「lib」のディレクトリがあるので、それをお目当てのwebサーバーにまるごと移動します。


■「Phirehose」でツイート取得!

以下のようなPHPコードで「Twitter Streaming API」の「statuses/sample」のリクエストを使って、リアルタイムのツイートを取得します。

このコードはPhirehoseのexampleディレクトリにある「sample.php」のサンプルコードを真似して作ったものです。

<?php
require_once('./lib/Phirehose.php');
require_once('./lib/OauthPhirehose.php');

class SampleConsumer extends OauthPhirehose
{
  public function enqueueStatus($status)
  {
    $data = json_decode($status, true);
    if (is_array($data) && isset($data['user']['screen_name'])) {
      print $data['user']['screen_name'] . ': ' . urldecode($data['text']) . "\n";
    }
  }
}

define("TWITTER_CONSUMER_KEY", "hogegegegegege");
define("TWITTER_CONSUMER_SECRET", "fugagagagaga");
define("OAUTH_TOKEN", "testestestestes");
define("OAUTH_SECRET", "123456789123456798");

// Start streaming
$sc = new SampleConsumer(OAUTH_TOKEN, OAUTH_SECRET, Phirehose::METHOD_SAMPLE);
$sc->setLang('ja');
$sc->consume();
?>

このコードを叩くとプロセスが走り出し、延々とツイートを標準出力で吐き出し続けます。

体感としては、だいたい秒速10~20ツイートくらいの勢いです。

ほとんど負荷がなくて、バックグラウンドで動かしていても全然平気です。

途中で接続が切れてしまった場合も、ちゃんとリトライで再接続をしてくれるお利口さんのようです。

以上!

【CakePHP3】マイグレーションのDB変更が反映されない!

先日CakePHP3の「Migration機能」で、あるテーブルに変更を加えたんです。

以下のような感じで「tweet_type」というカラムをテーブルに追加する変更をやりました。

class AddTweetTypeProducts extends AbstractMigration
{
    public function change()
    {
      $table = $this->table('tweets');
      $table->addColumn('tweet_type', 'integer', ['default' => 1, 'null' => false,])
            ->update();

      $table = $this->table('draft_tweets');
      $table->addColumn('tweet_type', 'integer', ['default' => 1, 'null' => false,])
            ->update();
    }
}

上記をマイグレーションコマンドで実行すると、たしかにテーブルに新しくカラムが追加されます。

でも「Table->find」でデータを取得すると「tweet_type」のない古い状態のレコードが取得されてしまうんです・・。

これはどうもCakePHPのキャッシュに、古いテーブルのスキーマ情報が保存されてしまっていることが原因っぽいです。

「tmp/cache/models/」のディレクトリがありますよね。ここにあるファイルを全部削除して空にしてみたところ、新しいスキーマが反映されてちゃんと「tweet_type」のカラムを操作できるようになりました。

DBに変更を加えたら「models」のキャッシュを削除しなくてはいけない、こんな決まりがあるとは知りませんでした。

CakePHPはなかなか甘くないですね・・。

以上です・・。

ツイッターカードの画像が表示されないときはしばらく待つこと!

自分のサイトに「ツイッターカード」をセットすると、サイトをツイートしたときに「画像付き」で表示させることができます。

自分のサイトのツイッターカードがうまく機能しているかどうかは、この「カードバリデーター」にURLを入れてチェックすることができます。

https://cards-dev.twitter.com/validator

ときどきちゃんとツイッターカード情報を設定したつもりなのに、このチェッカーで調べると、なぜか画像がグレーになって表示されていないときがあります・・。

そういうときは、小一時間ほど待ってみましょう。

特になにもしていないのに、しばらく経つとなぜか画像が表示されるようになります。

特になにもしていないのに、しばらく経つとツイッターカードが正常に利用できるようになります。

そう、なにもしていなくても、じっと待っていれば時間が解決してくれるのです・・。

【CakePHP3】AWS SDK for PHPでS3サーバーにファイルをアップロード!

AWS SDK for PHP」というアマゾン公式ライブラリを使うと、PHPを使ってアマゾンのS3サーバーにファイルをアップロード・ダウンロードすることができます。

今回は「CakePHP3」でS3サーバーにファイルをアップロードする方法を説明します。


■「AWS SDK for PHP」のインストール
AWS SDK for PHPのインストールは「Composer」を使ってワンタッチでできます。
cakePHP3のディレクトリで以下のコマンドを打つとインストールされます。

  php composer.phar require aws/aws-sdk-php


■ファイルをアップロード
ファイルをアップロードするコードは以下のような感じです。
自分のディレクトリにあるファイル「hogege.jpg」を、S3サーバーにアップップロードしています。

use Aws\S3\S3Client;

public function initialize()
{
   $this->config = [
     's3' => [
       'key' => 'hogehogehogegege', //S3アクセスのためのキー
       'secret' => 'fugafugafugaga', //S3アクセスのためのシークレットキー
       'bucket' => 'image.hogege.com', //S3バケット名
     ]
   ];

   $this->s3 = S3Client::factory([
     'credentials' => [
       'key' => $this->config['s3']['key'],
       'secret' => $this->config['s3']['secret']
     ],
     'region' => 'ap-northeast-1', //リージョンは日本
     'version' => 'latest' //バケットのバージョニングは最新
   ]);
}

public function upload_img($post_id)
{
  //アップロードするファイルのパス
  $filepath = dirname(__FILE__)."/temp/hogege.jpg";

  //AWSに登録するオブジェクト・キー名
  $keyname ="hogege.jpg";

  //アップロード!
  try{
    $result = $this->s3->putObject([
        'Bucket'       => $this->config['s3']['bucket'],
        'Key'          => $keyname,
        'SourceFile'   => $filepath,
        'StorageClass' => 'REDUCED_REDUNDANCY' //低冗長化モードを指定
    ]);
  } catch (Exception $ex) {
    return false;
  }
  return true;
}


ちなみに、他のサイトにあるファイルをかっぱらってきてS3にアップロードする場合は、以下のような感じでできます。

ちゃんとMIMEタイプを指定してあげないといけないのがポイントです。これをしないとMIMEタイプが「application/octet-stream」でアップロードされてしまいます・・。

  //testes.jpgを取得する
  $img_data = file_get_contents("http://fugaga.com/testes.jpg");

  //mime typeを判別
  $finfo = finfo_open(FILEINFO_MIME_TYPE);
  $mime_type = finfo_buffer($finfo, $img_data);
  finfo_close($finfo);

  $keyname = 'testes.jpg';

  //S3にアップロード
  $result = $this->s3->putObject([
    'Bucket'       => $this->config['s3']['bucket'],
    'Key'          => $keyname,
    'Body'         => $img_data,
    'ContentType' => $mime_type,
    'StorageClass' => 'REDUCED_REDUNDANCY' //低冗長化モードを指定
  ]);

アマゾンの公式ページにも詳しい解説が載ってるので、ぜひ見てみてください。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/dev/UploadObjSingleOpPHP.html

以上!

【Javascript】iPhone Safariで時刻のソートが効かない!

Javascriptを使って、オブジェクトが入ってる配列を「時刻文字列」順にソートしようとしたんです。

そうしたら、PCの「Chrome」ではちゃんと動作したコードが「iPhone Safari」では動作しませんでした・・。

コードは以下のようなもの(time_listの配下にある「timestamp」の時刻でソートします)

  time_list.sort(function(a,b){
    var t1 = new Date(a.timestamp);
    var t2 = new Date(b.timestamp);
    if( t1.getTime() > t2.getTime() ) return 1;
    if( t1.getTime() < t2.getTime() ) return -1;
    return 0;
  });


エラーとなる原因は、iPhone Safariで使える時刻フォーマットに厳しい制限があるためでした。例えば私が使っていた「2016-11-20 12:00:00」みたいな「-」が入った時刻表記はNGみたいです。

(※各種ブラウザで使える時刻フォーマットは以下)
Dateオブジェクト (日付と時刻) | JavaScript プログラミング解説

しょうがないので、私はその場しのぎで「-」を「/」に変換して「2016/11/20 12:00:00」という時刻表記にして対処しました。この表記ならiPhone SafariではOKみたいです。

  time_list.sort(function(a,b){
    var t1_str = a.timestamp;
    var t2_str = b.timestamp;
    t1_str = t1_str.replace(/-/g, "/");
    t2_str = t2_str.replace(/-/g, "/");
    var t1 = new Date(t1_str);
    var t2 = new Date(t2_str);
    if( t1.getTime() > t2.getTime() ) return 1;
    if( t1.getTime() < t2.getTime() ) return -1;
    return 0;
  });

この方法でもアンドロイドで大丈夫なのかとか、他のPCブラウザで大丈夫なのかとか、いろいろ心配ですね・・。

もっとちゃんと確認した方がよいとは思いますが、当面はこれでよしとしておきます・・。
以上です!

【CakePHP3】Layoutファイルの中でConfigureのパラメータを参照する!

CakePHP3の話なんですが、「/config/bootstrap.php」内で、全ての箇所から呼び出し可能な「グローバル変数」を定義することができます。

定義の仕方は以下のようにします(hogegeという変数を定義しています)

//定数を定義
Configure::write('hogege', 'hogegeだお!');

呼び出すときは以下のようにします。

//hogegeの値を読み込む!
$test = Configure::read('hogege');

これをレイアウトファイルとかテンプレートファイル内で読み込むときは、先頭で「use Cake\Core\Configure;」の宣言が必要なのでご注意ください。

以上!